『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』 by ジョージ・ルーカス
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読んだ/観た日:2020/04/19
☆映画総合:3.9
ストーリー:3.9
キャラ:3.8
映像:4.3
音楽:3.9
独創性:3.7
世界観:4.2
深さ:3.5
おしゃれさ:3.2
他の人におすすめ:3.7
あらすじ/概要
ダークサイドの強力な力を描く「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」デジタルで登場。クローン大戦から数年、ジェダイはクローン軍を率いて、各地でドロイド軍と戦っていた。パルパティーン最高議長を拉致する事件が発生し、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーが救出に向かい、アナキンの活躍で救出に成功する。しかし、アナキンはパドメとの秘かな愛とジェダイへの忠誠で悩み苦しむ。そしてシスのダークサイドへ誘惑されていくのであった。
感想/考察
不時着の時R2が一番慌ててるのうけるな
グリーバスか!手がいっぱいあるやつ!
場面転換なんとかならんのか。他の映画どうしてるっけ…気になるの俺だけかな。
民主主義VS帝国主義、善VS悪。戦争における二元論を引きずってる感がいなめんなあ…一方的な善悪が対立している。まあ初期三部作よりはその間でゆれる個人にフォーカスがあたっているものの、まだ善は善であり、悪は悪である。
アナキンの心理転換にちょっと無理がある気がするんよなー。忠誠誓いすぎやろ…ダークサイドの力なのかもしれんが…もう少し納得感が欲しかったかもしれん。
求めるほどに失うのはなぜなのか。求めるということは、その対象を客体化して、それを得ようとする行為だ。つまり客体化した時点で、そもそも統一されていたものを切り離してしまっている。求めた瞬間に人は失うのだ。何かを得るとはなんだろうか。だが、”欲しい”という感覚は捨てがたい、そして生きるために必要な感覚である。その対象が食べ物であれ、金であれ、愛であれ、それを欲しいと思うことは問題なのだろうか?いや、問題とはなにか。得られないことか、得られないことによる精神状態か、求めすぎてしまうことか、その苦しみか。それらの苦しみなしに得ることはできないのか。いや、それがないものなど所詮それほど欲しくないのかもしれない。んー…喪失を恐れないこと、そして喪失しても悲しまないこと。いや、違うか…喪失を恐れよ、ただし、それによって人生が破壊されてはならない。人生が破壊されるとは?何をもって人生が破壊されたとするのだ。たとえば彼女を失うことこそが人生の破滅だとすれば、彼の行動は正しかったのでは?彼女を失ったのは結果論でしかないのでは?彼は彼女を失うという定義が幼稚だったのではないか。彼女を失うという恐怖に駆られて、彼の視野は著しく狭くなってしまった。それこそが問題ではないか。こういう失ってしまう恐怖の中でも、常に最善の選択ができるようになること。これを目指すべき、なのかもしれない。俺は今はできないだろうなあ…何か欲しい物があったり、なにか大きな感情がわきおこると、冷静な思考ができていないことを自覚する。修行したらなんとかなるのかな?笑滝行っていうのはそういうことなのかなあ…滝という邪魔するものがあるなかで何かしら他のものに集中する。つまり何かしら現実に危機的な状況(滝にうたれる)にあった時にも、自分がその時考えるべき大切なことに集中して考えることができること。このための訓練なのかな。
でもああいう賢者的な人ってこうやって説明してあげないのはなんでだろうな。ほとんどの映画で説明しないが故に悲劇が起きているぞ笑まあ悲劇起こさなあかんからしょうがないのか。それともそれは体験しないとわからないことなのか。まあ両方かな。